本日は、国立新美術館にて「オルセー美術館展2010「ポスト印象派」」を見てきました。
ミュージシャンというかサービス業は金土日が仕事になって、月曜日休むパターンが多いのですが、そうするとどんなことがおこるかというと、美術館に行こうかなと思っても、たいていの美術館は月曜日が休館のため、開いてないんです。よく調べないでうっかり入り口まで行くこと多々あり。
しかーし、国立新美術館は火曜日定休。さすが「新」美術館。

ものすごく正直なところ、絵がとにかく好きで見に行くというのではなく、習慣として行っているところがあります(好きな人の絵は、習慣ではなく、見たいという気持ちで行ってますが)。
子供の頃に、上野の美術館にしょっちゅう連れて行ってもらっていたのです。いま思えば、おかんかオヤジが行きたかったのだと思われます。

そんなわけで、絵を見に行く、という習慣によって、絵を見に行くわけです。
そして、たまに、ものすごく衝撃を受け「行ってよかった」と思うのです。

本日は、ゴッホの絵のタッチにあるエネルギーの強さに衝撃を受けました。
すごいのです。
パワーが。
その一筆を信じて疑わない。最後まで線に気合いという筋が通っているのです。

こうあらねば、ならぬ。
と心にとめて凝視してきました。


そして、ふと、、、
こんなの見たら、たまにぶっ倒れる人、いるだろうな、
と思った瞬間、左前方にいた女の人が倒れました。
びつくり。
単なる貧血かもしれませんが、貧血になるタイミングがゴッホのその絵なら「正解」だろうと思いました。

すべて見た後に美術館のまわりのスペースでイスに座って妄想したり本を読んだり。
ああいうスペースってデート(もう死語でしょうか?)のときにしか使ってなかったのですが、1人でゆっくりするのにとてもいい場所ですね。今後はこのおまけも含めて美術館に行くことにします。

いろいろと想うことのある1日でした。
ではでは。またまた。おやすみなさい。